■ ID | 681 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 騎西における通年観測および県内の多地点調査から見たPM2.5の特徴 |
■ 著者 | 米持真一
Shinichi Yonemochi
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実 Natsumi Umezawa 埼玉県環境科学国際センター 松本利恵 Rie Matsumoto 埼玉県環境科学国際センター 深井順子 Junko Fukai さいたま市健康科学研究センター 磯部充久 Mitsuhisa Isobe さいたま市健康科学研究センター |
■ 出版元 | (独)国立環境研究所 |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第25回全国環境研究所交流シンポジウム 平成22年2月17日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県環境科学国際センターでは、2000年から、FRMサンプラーを用いた1週間単位のPM2.5の捕集を実施しているが、2009年からは、標準測定法に準じた24時間捕集も実施している。2009年4月〜12月までの日平均濃度では、環境基準値である35μg/m3を23日超過しており、その多くは10月〜12月に見られた。1週間単位の捕集では、特に夏期に半揮発性成分のフィルター上からの揮散が問題となるが、24時間値から得た質量濃度と比べて約10%程度の過小評価にとどまっていた。イオン成分では、予想どおりCl-、NO3-の大幅な過小評価が確認されたが、濃度レベルとしては低かった。また、PM2.5の分級特性に由来する粗大粒子の混入も生じることから、今後進められるPM2.5の常時監視体制整備には、これらも十分考慮する必要があることが示唆された。 |
■ キーワード | PM2.5、FRM2025、標準測定法、連続観測、環境基準 |
| 一覧に戻る |